番外編 No.2 台北→高雄(和欣客運) 高速バス・夜行バス乗車体験記
高速バスの感想の報告2008.01.16. 記 管理人
台湾の長距離高速バス(台北→高雄 和欣客運)の要点
- 2列シート:一人がけのシートが縦に2列ゆったりと並んでいます。テレビの音はヘッドレストの中から(耳のそばから)聞こえてくる。全席が電動のリクライニングシート。飛行機のファーストクラス並です。
- 所要時間4時間半:混雑してはなく通常通りの所要時間でした。(台湾高速鉄道:2時間弱)
- 休憩:2時間おきくらいに10分くらいの休憩(これは日本と変わらず)
- トイレ:少し狭いですがが、清潔。ただ座席の豪華さと比べると物足りないです。トイレは日本の高速バスの方がよいかと思います。
- 飲み物あり:サービスでお水が配られます。バスによっては冷蔵庫がついており、冷蔵庫の飲み物や、コーヒー、お茶が飲めます。
- 値段710元(2485円):往復割引を利用すると片道670元(2345円)日本の夜行バスと比べると破格の値段と快適性です。
台湾の長距離高速バス(台北→高雄 和欣客運)の感想
台湾の夜行バス・高速バスはバス会社が各社競争を繰り広げているため、日本のバスと比べてサービス・価格ともに完全に凌いでいると言えます。
今回利用した和欣客運というバス会社は飛行機のファーストクラス並みの座席(シート)とパーソナルモニター付き。一人がけのシートが縦に2列並んでいます。2階建てバスで、1階は運転席と荷物置き場。2階に上がって座るようになっています。
シートは手元に電気のスイッチがあり、背もたれを電動で調節することができる。
また、各シートに大きな画面のパーソナルテレビとコントローラーがつけられており、映画・ドラマ・ゲームが数十種類から選べるなどエンターテイメントは日本の感覚からすると圧倒されるのも事実。
ヘッドホンがなくテレビの音はヘッドレストの中から(耳のそばから)聞こえてくる。各座席の頭の内部にマイクが入っています。
ファーストクラス並の座席
台湾の旅行でお金を節約したいけど、ちょっぴり豪華な旅を過ごしたい方には新幹線ではなく、和欣客運をお勧めします。
台湾の主な区間のバス料金(和欣客運)
区間 | 片道料金(元) | 往復料金(割引)(元) |
台北―高雄 | 710 | 1340 |
嘉義―高雄 | 260 | 450 |
台北―台中 | 380 | 710 |
嘉義―新営 | 80 | 140 |
台中―高雄 | 380 | 710 |
台北―台南 | 600 | 1100 |
板橋―台南 | 600 | 1100 |
1元=3.5円(08年1月現在)