藤枝駅→藤枝市立総合病院（藤枝市路線バス 善左衛門線）2009.05.05
藤枝駅から藤枝市立総合病院への移動の際に藤枝市路線バス 善左衛門線 に乗りました。私が乗車したのは、藤枝駅−藤枝市立総合病院区間ですが、運行は藤枝駅−藤枝市市街広域を運行しております。まず、以下にこのバスの基本情報を記載します。
「藤枝駅→藤枝市立総合病院（藤枝市路線バス 善左衛門線）」の要点
- 運賃：210円
- 所要時間：15分
- シート：4列シート
- なし
「藤枝駅→藤枝市立総合病院（藤枝市路線バス 善左衛門線）」の感想
この便は、以前足を骨折した際の交通機関として利用していました。藤枝駅−藤枝市立総合病院前（藤枝市立総合病院前−藤枝駅）を結ぶ路線バスです。おそらく、藤枝駅から市立病院まで行く唯一の公共交通機関です。静岡鉄道が運営する公共交通機関であり、運賃も市内バスであるため200円程度と非常にお得です。最寄駅の藤枝駅からタクシーにて藤枝市立病院まで移動する方法もありますが、値段は2000円程度とバスに比べ高い問題があります。基本的に藤枝地域住民の足としての機能を果たしております。路線バスの為、時間が大幅に狂う事もなく、ほぼ時間通りの移動ができます。加えて、乗車人数も非常に限られており、快適に移動できるバスであります。バスは藤枝市内広域を運行し、右回りルート、左回りルートの両方があります。どちらを利用しても藤枝市立病院に行くことは可能です。又、各駅停車を基本としており、市内広域への移動手段としても大変便利です。
このバスは通常、専用のバス停前で乗車することが出来ます。バス停前で待てば1〜2分程度の遅れはあっても、ほぼ時間通りにバスが来ます。乗車の方法は、後方のドアから行います。ドア付近に切符発券機があるので、バスに乗る際にここで切符をとります。この切符には番号が記載されており、前方にある掲示板に運賃が表示されています。この掲示された運賃は、絶えず変わっていくので注意して下さい。例えば、自分が乗車し、切符を取ったときの番号が2番だったっ場合、降車時に掲示板の2番の金額が乗車運賃になります。事前に運転手に目的先を告げたりする必要はありません。乗車客も少なく快適に乗れるので、降車時の運賃支払い時も焦る必要は全くありません。
乗車後の座席は、空いている場所ならばどこでも自由に座れます。バスの座席は左右1〜2列（窓際、通路側）づつになります。車椅子でも乗車できるように乗り降りの乗車位置も非常に低く、且つ車椅子専用のスペースが社内に配備されております。座席も前後の間隔が非常に広く、快適性は抜群です。乗車する人に優しいバスと言えます。混むことが滅多にないので、大抵の場合は座っての乗車が可能です。広くスペースを取っていることが特徴なので、補助席などはありません。しかし、バス自体は通常のバスと比較しやや小さなサイズとなっています。
降車の際には、通常の路線バスと同様に降車希望駅の直前に予告のブザーを押します。ブザーは各座席の横についており、ブザーを押すことで「次止まります」と車内アナウンスが鳴ります。目的駅についたら乗車運賃を払い、荷物を持って下り終了です。降車は前の扉から行います。市民の足として機能しているだけあり、運転手さんも非常に感じの良い方が多いです。また、降車を急かすような情景も見たことがありません。
藤枝市立総合病院前−藤枝駅の移動の場合も基本的に同じです。藤枝市立総合病院前より乗車し、藤枝駅で降車します。始発便は午前7:07発から定期的にあるので、藤枝市立総合病院前−藤枝駅の移動は乗車時間の選択が可能です。乗車時間は短いため、乗車中はiphone等で音楽を聴くか、外の風景を見て過ごす方法をお薦めします。とにかく乗車の快適性が良いので、バス混雑時に感じる特有のストレスが全くありません。おそらく、その快適性は路線バスの中でもかなり上位に来るのではないかと思います。他の路線でこれほど乗車性の良いバスを見たことがありません。又、障害者にも気を配ったバスの作りには非常に感心できます。車椅子の方が乗車する際には、運転手の方がお手伝いする光景も見られました。
最後に今回のまとめです。
＜しずてつジャストライン（善左衛門線）の利用メリット＞
・乗車の座席空間が広く取られており、乗車中は非常に快適
・乗車運賃が非常に安い
＜しずてつジャストライン（善左衛門線）の利用デメリット＞
・乗車本数に限りがある (藤枝−藤枝市立総合病院は1日に3本のみ)
しずてつジャストライン（善左衛門線）の利用者は、基本的に藤枝市内広域の住民です。乗客も時間によってばらつきがなく、殆どの場合座っての乗車が可能です。頻繁に利用するならば、定期券、定期回数券の利用をおすすめします。又、車椅子など障害者の方にとっても非常に乗りやすいバスと言えます。
