No.32 浜松→大阪「JR西日本高速バス」高速バス・夜行バス乗車体験記
浜松→大阪「JR西日本高速バス」の要点
- 【便名】 浜松エクスプレス3号
- 【乗車日】 2014年8月15日
- 【所要時間】約5時間30分
- 【休憩】途中で1回
- 【出発時刻】17時30分
- 【到着時刻】23時00分
- 【アメニティ】なし
- 【トイレ】あり
- 【予約】インターネット
浜松→大阪「JR西日本高速バス」乗車体験記
お盆を終えて大阪にUターンするために、8月15日にJR西日本高速バスを利用しました。お盆期間中は特別料金になるものの、値上げ幅が千円以内だったことと出発する時間帯が帰るタイミングにちょうど良かったことが選んだ理由です。他の時間帯でも早朝出発便と夜行便がありました。
当日に浜松→大阪区間で運行するバスを探すため、「高速バス 浜松 大阪」でネット検索すると最初にヒットしたのが遠州鉄道が運営するe-Linerでした。ネット予約を試みたのですが、ネット予約のリンクをクリックすると別サイトに飛んで会員IDとパスワードの入力画面になりました。これは少々手間だなと感じました。前ページに戻ると、ページ初めに電話受付の番号が載っていたので電話予約に決めました。電話して乗車日と乗車区間を伝えると空席がだいぶあるとのことだったので、希望の席を伝えて予約番号を控えると予約完了です。この間はわずか3分ほどのやりとりでした。
私が乗車した便は浜松エクスプレス3号、予約したチケットを受け取るため浜松駅バスターミナル内にあるチケットセンターに行きました。控えていた予約番号を言うと、すぐに便名を確認してくれて料金4200円を支払い、スムーズにチケットを購入できました。
バスの乗り場は11番乗り場で、出発時間の10分前になってバスがやってきました。すでに乗車する人が集まっていたので、ドライバーがチケットの確認をして次々とトランクスペースに荷物を積み込んでいきます。出発前にわざわざ通路に出て、お盆期間中で遅れる可能性が大きいことを告知してくれたのも親切に感じました。そして、バスは定刻の17時30分に浜松駅バスターミナルを出発しました。
シートは前方に小さい網棚があるだけの簡素なものです。肩幅ほどの広さなので隣に人がいると狭く感じるかもしれませんが、この日シートは3割くらいしか埋まっておらず、2人分を1人でゆったり使用できました。お盆期間中にもかかわらず、この乗車率は時間帯のためでしょうか。長い乗車時間でしたので、非常にありがたかったです。
出発してからは2時間以上休憩なしでしたが、トイレ設備は車両後方にあるので安心でした。この日は空席が多かったので特に気になりませんでしたが、満席だとトイレ横や前の席のお客さんに気を遣うので女性だと少し行きにくいかなと感じました。車内はとても空いていて物音は少なく、シートも気兼ねなく倒せたので、ゆっくり休むことができました。
バスは東名、東名阪道と走行し、途中で長島スパーランドの花火が窓から眺めることができました。浜松を出て3時間10分後にやっと休憩となりました。通常は甲南SAで休憩なのですが、お盆の交通渋滞のため手前の御在所SAでの休憩となりました。この日は女性用トイレがとても混んでいたので、20分弱の休憩だと女性はお手洗いくらいしか行けなかったでしょう。
休憩の時点で当初の予定より50分遅れており、終電の時間のため大阪で降車予定のお客さんの中には京都深草で降りている人もいました。空いていて快適なのは良かったですが、列車ほど時間に正確ではないので予定が詰まっている人は不安に思うこともあるはずです。
途中で千里ニュータウンでも停車して、予定より40分遅れて大阪駅バスターミナルに到着しました。浜松を出発してから5時間30分の乗車時間でした。到着は遅くなってしまいましたが、ターミナル駅直結でスムーズに電車に乗り換えることができ、私は帰省で荷物が多かったので助かりました。
定刻での運行ではありませんでしたが、料金が安いことと空きが多くゆったり過ごせたので気になりませんでした。そして、乗車地と降車地ともに主要の駅直結なことはJR西日本高速バスの特徴でもあり大きな魅力です。