No.31 大阪→名古屋「WILLER GROUP」高速バス・夜行バス乗車体験記

 

大阪→名古屋「WILLER GROUP」の要点

  • 【便名】 W706便
  • 【乗車日】 2014年8月13日
  • 【所要時間】4時間20分
  • 【休憩】2時間後に草津SAで休憩
  • 【出発時刻】6時30分
  • 【到着時刻】10時50分
  • 【アメニティ】なし
  • 【トイレ】なし
  • 【予約】インターネット

大阪→名古屋「WILLER GROUP」乗車体験記

 今回私が利用したバス会社はWILLER EXPRESS、お盆の帰省で大阪から名古屋までの区間で乗車しました。大阪から帰省先の静岡県浜松市までの区間ですとお盆の特別運賃となっていたのですが、大阪→名古屋間は便が増発されて運賃が片道1500円と据え置きだったことからこの区間での乗車をしました。

 乗車日は2014年8月13日、私が乗車した便は大阪→名古屋W706便です。集合は梅田スカイビルの1FにあるWILLERバスターミナルです。停留所にバスが停まっていましたが、出発時刻直前までバス電光板案内には「回送」の文字が表示されていました。バスターミナルにはビル内にWILLER専用待合スペースがあるので時刻まではそこで待機して、10分前にアナウンスが流れて担当者がバスまで案内してくれます。

私はインターネット予約をしたのですが、乗車直前にドライバーに予約確認メール画面を提示して名前の確認をしてからバスに乗り込みました。乗車シートは貼紙がなく口頭で伝えられるので、聞き間違えのないように聞き直しました。私が予約したシートは「シアター」では、前方の背もたれにモニター画面があります。車内にはトイレ設備はなく休憩までトイレに行けませんので、出発前までにもう一度行くことをオススメします。

 バスは定刻通り6時30分に出発しました。大阪を出発した時点ではまだ3割くらいの席が空いていましたが、途中で千里中央と長岡京でも人が乗車すると満席となりました。乗車客があるたびに車内設備や注意事項の車内アナウンスが流れ、日本語の他に中国語と韓国語でも放送があります。シートの広さは普通の体型の人にはあまり窮屈には感じませんが、体格の大きい人は隣の人と肩が軽く触れ合うこともあるので、長時間の乗車ですと疲れを感じるかもしれません。私は半袖の服装でちょうど良い温度でしたが、空調はドライバーが管理しているので衣類を羽織るか送風口の強弱を調節して温度調節が必要です。
お盆期間中で混雑していたこともあり、出発してから2時間後に草津SAで休憩となりました。休憩は20分間と余裕があるので、トイレだけでなく軽食くらいならできます。休憩後の出発時間は運転席横のモニターに表示されていたので、時間までには全員バスに戻り定刻での出発をしました。

 草津ではまだ名古屋まで半分以上の道のりがあり、気分転換にモニターのメニューに目をやりました。モニターにはタッチパネルで音楽、映画、テレビなどのメニューを選択することができます。映画は邦画では「免許がない!」や「闇金ウシジマ君」、洋画は「スタートレック」や「ボーン・アイデンティティ」と、ともに旧作から新作までバリエーションが豊かですが、音楽はメロディだけで少し物足りません。しかし、BGM感覚に聞く分にはよいでしょう。
そして、大阪を出発してから4時間20分後に名古屋駅近くの則武1丁目にある停留所に到着しました。定刻通りならば乗車時間は3時間10分ですが、お盆の交通渋滞のために予定より1時間10分遅れての到着になりました。乗車地と降車地ともにターミナル駅から少し離れているので、荷物の多い人には大変かもしれません。

 今回のバスの予約はインターネットからで、「高速バス 大阪」で検索して1ページ目に載っていたことからWILLER EXPRESSを発見しました。乗車区間、乗車日を選択するとすぐに空席照会ができました。予約すると確認メールが届き、主要のどのコンビニでもスムーズに取引ができるよう案内がメール中にあります。私はローソンで決済しましたが、QRコードをロッピーにかざすだけで購入券を発券できました。
お盆期間中でシートが満席で渋滞のため遅れたものの、アメニティの内容と料金の安さを考えると大変満足しています。

 

大阪→名古屋 夜行バス 比較・時刻表

 

みなさんの乗車体験記もお待ちしています。