降車時の流れ

 

長いバスの旅も終わりに近づき、いよいよ降車。その時は、どうしたらいいのだろう?何かしておいた方が良いのだろうか?

こちらでは、高速バスの降車時の流れと気を付けるポイントをまとめてみたい。

<高速バスを降りる際の流れ>

・高速乗合バスの場合

高速乗合バスは路線バス会社が運営運行する高速バスであるので、降車場所も基本的にはバス停の表示がある。ただし、道路状況や歩行者天国の開催などで停車場所が変更になることもある。

停まる予定のバス停が近づくと、車内アナウンスや案内表示板でまもなく到着する旨のお知らせがされるので、降車の準備を始めよう。バスによっては、自分が降車する予定のバス停が案内された際に「降車ボタン」(座席近くに設置されている場合)を押して、運転手に知らせるようになっている場合もあるので、座席周りに「降車ボタン」があるか確認してみよう。

自分の降車予定のバス停にバスが完全に停まったら、荷物を忘れずに持ち降車する。その際、乗務員に切符や予約票などを手渡す。

トランクに大きな荷物を入れている場合は、乗務員に申し出て出してもらうのを忘れずに!

・高速ツアーバスの降車時の流れ

高速乗合バスと違い、基本的にバス停が無いのが高速ツアーバスの特徴。したがって降車時も予めバス(旅行)会社が設定した場所が降車場所になる。通常は乗車時と同様に降車時も広めの路上になることが多い。

高速ツアーバスも停まるバス停が近づくとアナウンスや車内の案内表示でお知らせされるので、降車の準備を始めよう。もし、座席周りに「降車ボタン」があれば、それを押して降車する事を伝える。

降車場所にバスが完全に停車したら、荷物を持ち降車する。その際、トランクに大きな荷物を預けている場合は乗務員に申し出て出してもらう。

予約票は受付時に回収される場合と、降車時に回収される場合があるので、乗務員の指示に従おう。

高速ツアーバスの場合は降車場所が変更になることも多い。また、7月31日から高速ツアーバスは制度の改正により高速乗合バスに移行する。それに伴い、降車場所がそれ以前と大きく変わる可能性があるので、利用の際には注意したい。

<降車時のポイント>

・座席周りに「降車ボタン」があるバスのタイプだった場合は、自分の降りるバス停がアナウンスされたら「降車ボタン」を押して知らせる。

・トランクに荷物を預けた場合、降車時に忘れず申し出る。

・ゴミはバス会社の指示に従う。(各自が持ち帰るルールの場合と、バス車内に置いていくように指示される場合がある。)

・万が一忘れ物をしたら、バス会社の連絡先に連絡を入れ、指示に従う。

特に難しいことはないが、自分の降りる降車地点を寝過ごして過ぎてしまわないように、気を付けることも忘れないようにしたい。