間際割・当日割

 

先々の予定がなかなかハッキリしないから、割引料金には縁がない・・・そう思っている方はいないだろうか。「早割」は使えないけれど、少しでもお得に利用したいという方には「間際割」「直前割」などの割引プランがおすすめ。

こちらでは、急な利用や予定が直前にならないと確定しないという方にも使える「早割」「直前割」「当日割」をご紹介したい。

◆呼び方は様々「直前割」「間際割」「当日割」など

乗車日が迫ってからの予約に割引を適用するバス会社は多く、その割引システムの呼び方も様々である。

「直前割」「間際割」「当日割」などとよばれているものが多いようだ。それぞれに割引が適用になる時期(乗車日から起算して何日前から適用か)が異なっているので、利用する際には『割引適用期間』に注意が必要である。

◆「直前割」「間際割」「当日割」とはどんな割引?

高速バスを利用する方は、事前予約が基本のため、乗車日の1週間程度前までに予約を入れる方が多いようだ。また早目に予約したがキャンセル料金がかかる前にキャンセルする方もいる。

そこで、高速バス各社は1週間程度前からバス乗車日までの空席を特別に割り引いた金額で販売する。それがこれらの割引である。

したがって、これらの割引はバスの「空車状況」に応じて販売席数や金額が設定されるので、満席になってしまえば発売されない場合もある。

例えばアップオンの「Value-bus」は「出発1週間前の朝10時発売から」「予約はインターネット限定」で料金が最大50%のチケットも登場する。ただし、必ずしも空席があるとは限らない。

また、WILLER EXPRESSの「得割」は「空席状況に合わせて突如出現する」というキャッチコピーどおり、いつから発売されるかわからないチケットで、出発当日まで予約購入できる。空席状況や出発日までの日数によっても料金が変動する。

VIP LINERの「当日割」は出発日当日16時30分から19時15分の間にVIP LINERのホームページ上で限定的に販売されるチケットである。こちらも、基本的に不定期の発売で、いつ発売されるかの事前告知は行われない。また、同行者と必ずしも同じ車両に乗れるという保障はないという点に注意したい。

◆まとめ

発売日が不定期であったり、必ずしも売り出されるという保障がないので、こまめにホームページをチェックすることが必要である。もしお目当ての便が売り出されなかったり、売り切れたりした時の対処法も考えておくとよいだろう。また、乗車日直前の予約となるため、変更はできない場合が多く、予約直後からキャンセル料金がかかる日数である場合が多いので注意したい。