早割

 

格安な料金に驚かされる高速バス。それでももっとお得に利用できないか?と調べてみた。

まずこちらでは、高速バスの「早割」料金についてまとめてみたい。

◆高速バスの「早割」料金とは?

「早割」とは「早期購入割引」の略で、乗車日から起算して早く予約購入した場合に、通常料金から値引きされた料金で乗車できる料金制度のこと。

バス各社の多くで「早割」という名称で呼ばれていることが多いが、JRバスでは「早売」という名称で呼ばれているが、こちらも「早期購入割引」のことである。

「早割21」や「早売5」などの数字は乗車日前の日数を表していて、「早割21」は、乗車日の21日前までにチケットを予約購入すると適用される料金という意味である。

◆「早割」の特徴は?

・予約が早いほど、割引率が高くなりお得度が増す。「早割14」よりも「早割21」の方が割引率が高く、お得な料金設定になっている。

・同じ路線の同じ「早割」であっても(例えば「早売5」などであっても)乗車日によって、割引率が変わることもある。例えばJRバスのプレミアムドリーム号スーパーシートの場合、同じ「早売5」であっても、割引が「500円」の日もあれば、「1400円」も割引の日もある。

・席数が限定されているので空席があっても「早割」料金適用の席は売り切れということもある

◆「早割」はどんな時に使うと良い?

早割は予定が早めに決まっている時こそ使い時。例えば、誕生日や結婚記念日の旅行、試験など予め日程が決まっている場合に使いやすい

◆「早割」を利用する時の注意点は?

変更手数料やキャンセル料金が発生する場合があるので、要注意である

・例えばJRバスのように「高速バスネットでクレジット決済をしたチケット」に関しては「3回まで無料で変更」(ただし、早売5で購入したチケットを乗車日の3日前に変更した場合は、割引料金の適用はされない)というように変更が可能な場合と、「1回に限り変更が可能」「変更不可」というように、変更内容や購入方法(バス会社窓口での購入、コンビニエンスストアで購入したJTBのチケットなど)によって、細かく条件が変わる場合がある。

・WILLER EXPRESSのように、変更可能期間内であれば、人数の増減や乗車下車地の変更はインターネットで可能という場合もある。ただし、日程やバスの時間の変更はできないので、一旦予約をキャンセルして、新しい予約を取り直すことになる。その際、キャンセル料金が発生する場合もある(乗車日までの日数による)ので、注意したい。

◆まとめ

早い時期から予約購入をするので、先の予定がやむを得ず変更になる可能性がある場合は、予約時に変更やキャンセルが可能かどうか、その際に料金が発生するのかどうかをしっかり確認して、お得な「早割」を上手に活用したい。