チューリッヒの空港アクセス
スイスは公共の交通機関が充実していて、チューリッヒを拠点にスイス全土を網羅する鉄道路線、主要都市部には市バスとトラム(路面電車)がくまなく運行しています。また、登山鉄道やケーブルカーへの乗り継ぎもスムーズなので、移動手段に関しては、特に困ることはありません。
スイスは、多くの国・都市との航空便が運行され、チューリッヒ国際空港、ジュネーブ国際空港などと合わせて、世界約70ヵ国、120都市以上と結ばれています。欧州系を中心としたエアラインの乗り入れが多く、ヨーロッパの主要都市からは、数時間で入国することができます。
チューリッヒ国際空港から市内へのアクセス
チューリッヒ国際空港は、スイス最大の国際空港です。近年はショッピングセンター、フードコートなどの空港設備も充実しています。
鉄道
スイス国鉄がチューリッヒ空港駅~チューリッヒ中央駅を結んでいますチューリッヒ空港駅は始発・終着の駅ではないので、行き先をよく確認しましょう。
エアポートバス
エアポートバスは、空港から市内の主要ホテル間を巡回しています。巡回バスは予約制で、各ホテルまでの所要時間は約20~30分となっています。
タクシー
スイスのタクシーは安心して利用できます。市内までの料金目安は約50CHFです。
市内からチューリッヒ国際空港へのアクセス
市内→チューリッヒ国際空港から市内のアクセス手段は、鉄道、エアポートバス、タクシーの3つが便利です。目的地までの距離や予算に応じて適切な交通手段を選びましょう。
鉄道
スイス国鉄がチューリッヒ空港駅~チューリッヒ中央駅を結んでいます。チューリッヒ空港駅は終着の駅ではないので、乗り過ごさないように気をつけましょう。
エアポートバス
エアポートバスは、市内の主要ホテルから空港間を巡回しています。巡回バスは予約制で、空港までの所要時間は約20~30分です。
タクシー
スイスのタクシーは安心して利用できます。空港までの料金目安は約50CHFです。
スイスの交通事情
鉄道
スイスの鉄道は、正確な時間、快適なサービスと、世界で最も優れた鉄道システムといわれていて、チューリッヒを拠点に、各主要都市へとくまなく路線が出ています。切符は駅の窓口か自動券売機で購入できます。列車のドアには、自動と手動の2種類があり、自動ドアはドアの横に付いてあるボタンを押せば開きます。列車が動き始めると自動で閉まりますので、手を挟まれないように気をつけましょう。
登山鉄道
世界自然遺産に登録されているユングフラウ地方など、スイスの山々を登るときには必ず利用するのが、この登山鉄道です。スイスパスやスイスカードなどを持っていれば、ほとんどの路線で割引になるので、とてもお得です。鉄道利用と合わせて、購入するとよいでしょう。
バス
スイス国内のバス路線の大部分をカバーしているのが、100年前から各地で活躍していたポストバスです。切符は乗車時に運転手から購入でき、鉄道路線と共通のスイスパスなどを持っていれば、乗車時に提示するだけでOKです。目的地が近付いてきたら、車内のボタンを押しましょう!ボタンを押さないとドアは開かないので、注意が必要です。
タクシー
スイスのタクシーは基本的に日本のタクシーとあまり変わりません。料金は走行距離によって計算され、夜間や休日は割増料金になり、スーツケースなどの大きい荷物は1CH加算される場合があります。地域によって料金は異なりますが、一般的に初乗り「6.3CHF」、1kmあたり「2.9CHF」です。
地下鉄
ローザンヌとエパランジュ地区間を結ぶ"M2"が、スイス唯一の地下鉄です。"M2"は無人運行システムで、料金は「1.8~3CHF」、距離によって異なります。
【便利でお得なカード】
◯スイスパス
スイスパスは、鉄道、ポストバス、湖船、主要44都市の市内の公共交通機関が乗り放題の大変便利なパスです。登山鉄道、ロープウェイなどは乗り放題にはなりませんが、正規料金の半額で乗車できます。パスの有効期限は、4日間、8日間、15日間、22日間、1ヶ月間の5種類があるので、使用日を含め連続して使う必要があります。スイスパスは、日本の旅行会社でも、大人ふたり以上の同一行動に限り、15%引きで購入できます。
◯スイス半額カード
スイス半額カードは、スイス国鉄全線とその他ほとんどの交通機関が半額になるという大変お得なカードです。使用有効期限は1ヶ月間で、料金は99CHFです。パスポートを提示すれば、スイス国内の主要駅で購入できます。
◯スイスフレキシーパス
スイスフレキシーパスは、使用する日を自分で選ぶことができるパスです。利用日数は「3~6日」の4種類で、交通機関に利用条件は、スイスパスと同じです。