済州島の空港アクセス
済州国際空港は国内外からの航空便が発着する済州島の空の玄関口です。国内はソウルをはじめ、釜山、大邸などの多くの都市から大韓航空、アシアナ航空ほかの定期便があり、最も多いソウルからの便は金浦空港発がメインで、1日に約460便も発着しています。日本からは成田空港からの大韓航空直行便が週7便のほか、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港からも便があります。
済州島(チェジュ島)の市内交通
■レンタカー
韓国、ソウルでの運転はあまりおすすめできないですが、本土の都市部と比べて交通量も人口密度も低い済州島では、レンタカーが便利です。日本からの予約ができ、現地では空港やホテルのほか、各社の市内営業所でももちろん可能です。25歳以上でクレジットカードを所持し、運転免許証を取得していれば借りることができます。営業所には日本語の地図も置いてあります。また、政府の高度交通システムのウェブサイトでは、道路地図だけではなく渋滞情報や道路状況などが分かるようになっているので、安心して利用することができます。
■タクシー
タクシーは、市内で利用するならばソウルや釜山などの大都市と同じで、メーター制です。済州島には摸範タクシーはありません。車体に赤、黄、青のストライプとエンブレムが付いている場合は、20年以上無事故違反の優良ドライバーのタクシーです。初乗りは2Kmまで2000ウォンです。会社所属のタクシーと個人タクシーがあり、個人の場合は日本語ガイドができるドライバーもいます。
■バス
済州島内の唯一の公共機関がバスです。空港バスのほか、市外バス、市内バスがあります。空港リムジンバス以外はアナウンス・表示とともに韓国語のみです。路線が多くて複雑なので、一般の観光客が利用するなら、空港と市内を結ぶ新済州、旧済州を網羅している空港座席バスがおすすめです。
■空港バス
空港バスには、空港と中文観光団地や西帰浦を結ぶ空港リムジンバス(600番)と、空港と済州市内を結ぶ空港バス(100,200,300,500)があります。観光客でも利用しやすいのでおすすめです。
○空港リムジンバス
空港→ザ・ホテル&ベガスカジノ済州→中文観光団地→ハイアットリージェンシー済州→済州新羅ホテル→済州ロッテホテル→済州コンベンションセンター→ワールドカップスタジアム→ニューキョンナムホテル→西帰浦港→パラダイスホテル済州→西帰浦KALホテル
路線 | 運行時間 | 運行間隔 | 所要時間 | 料金 |
空港リムジンバス | 6:20~22:00 | 20分 | 50分(中文) | 3900ウォン |
空港リムジンバス | 6:20~22:00 | 20分 | 70分(西帰浦) | 5000ウォン |
○空港バス
路線 | 運行時間 | 運行間隔 | 料金 | おもなルート |
100番 | 6:34~22:10 | 10~15分 | 1000ウォン | 新済州ロータリ⇔ザ・ホテル&ベガスカジノ済州⇔空港⇔東門ロータリー⇔山陽 |
200番 | 6:42~22:25 | 15~20分 | 1000ウォン | 新済州ロータリ⇔ノヒョンR⇔空港⇔東門ロータリー⇔観徳亭 |
300番 | 6:00~21:12 | 25~55分 | 1000ウォン | 観徳亭⇔観徳亭⇔東門ロータリー⇔空港⇔新済州ロータリー |
500番 | 6:07~22:40 | 10分 | 1000ウォン | 新済州⇔空港⇔視聴⇔中央路⇔済州大学 |
■市内バス
市内バスは済州市および西帰浦市の中心部とその周辺の郊外を走行しています。一般バスと座席バスの区別は廃止され、運賃はすべて一律1000ウォンです。バスを利用する場合5000ウォン札や1万ウォン札だと釣銭の用意がないので、必ず小銭を用意しておきましょう。いずれのバスも早朝6:00台から夜22:00近くまで運行しています。
○済州市のバス
済州市のバスは、済州市の中心部と郊外を走っています。路線は60以上あり、複雑なので乗りこなすのはやや難しいですが、南門ロータリーや中央路を通る路線が多く、ハングルが読めれば便利に利用することができます。おもな路線は、観光高校、中央路、三陽を回る14番、済州大学、中央路、道頭などを回る30番、観光高校、市外バスターミナルを回る41番、梨湖2洞、中央路を巡回する887番などです。
○西帰浦市のバス
西帰浦市のバスは、西帰浦市の中心部と郊外を走っています。おもな路線は、中央ロータリー、市庁、五日市場を回る6番、西洪、中央ロータリー、西帰浦港などへ向かう8番、中文観光団地へ向かう110番などです。8番と110番は観光客にも利用しやすいので、おすすめです。
■観光バス
済州島を初めて訪れる人にとっては、メインの見どころを効率よく回る観光バスツアーは大変便利です。空港の国内線到着ロビー中央にある総合観光案内所やホテルのツアーデスクなどでは、毎日運行されている定期観光バスの予約を随時受け付けているので、興味のある方は行ってみるといいでしょう。
バスツアーは毎日10:00に空港を出発します。当日でも受付は可能ですが、遅くとも出発の30分前までには済ませなければいけません。このほかにおすすめの観光バスツアーはトロリーツアーです。東部を巡るコースと、西武を巡るコースがあり、観光地の入場料や昼食代を含んで1日3万5000ウォン、2日5万5000ウォンです。出発は空港を8:30~9:30で、市内の主要ホテルではピックアップサービスもあります。申込は前日までにしましょう。