ロンドンの空港アクセス

日本からロンドンへのアクセス

日本とイギリス・ロンドン間は、毎日直行便が運行しています。所要時間は約12時間半です。ヒースロー空港は、イギリス内でも最も大きい、イギリスの玄関口となる空港です。

○ロンドンの主要空港

・ロンドン・ヒースロー国際空港 (LHR)
・ロンドン・ガトウィック空港 (LGW)
・ロンドン・スタンステッド空港 (STN)
・ロンドン・ルートン空港 (LTN)
・ロンドン・シティ空港 (LCY)

ヒースロー国際空港から市内へのアクセス

空港から市内までのアクセスは、ヒースロー・エクスプレスをはじめ地下鉄、コーチ・バス、タクシーなどの手段があります。ヒースロー・エクスプレスだと、約15分で市内のパディントン駅に到着します。交通手段によって到着する場所が異なるので、滞在先の近くにアクセスできる方法を選びましょう。

ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)

ヒースローエクスプレスは、ヒースロー空港ターミナル1~3・5とパディントン駅を約15分で、直通で結びます。チケット購入はクレジットカードも使える自動券売機か窓口が便利です。チケットにはグリーン車(First Class)、自由席(Express Class)があります。1カ月以内に復路を利用するなら、往復チケットの購入がお得です。

パディントン駅 T1〜3:15分 16.50ポンド T5:21分 16.50ポンド

https://www.heathrowexpress.com/

ヒースローコネクト

ヒースローコネクトは、ヒースロー空港ターミナル1~4とパディントン駅を25~30分で結び、パディントン駅までは、途中郊外の5駅に停車します。ヒースロー・エクスプレスより10~15分ほど多く時間がかかりますが、料金は半額なので、時間のある時に利用するとよいでしょう。

地下鉄(Underground)

ロンドンといえばunderground(通称tube)の地下鉄。市内に11の路線が走り、毎日20時間ほど運行しています。約300もの駅を網羅しているので、ほとんどの観光スポットへアクセスできます。ラッシュ時の混雑は日本並みで、さらに乗り換えも地中深いラインなどがあります。市内の中心となるゾーン1まで、片道料金£5と格安で、アールズコート駅までは約40分、街の中心ピカデリー・サーカス駅にも1時間ほどで到着します。ロンドンの地下鉄はダイヤの乱れがひどいため、時間に余裕を持って行動しましょう。

http://www.tfl.gov.uk/

コーチバス

コーチバスは、空港内にあるセントラル・バスステーションから、ターミナル5を経由してロンドン市内のヴィクトリア・コーチ駅まで、1時間に2、3本の割合で直通運行しています。料金は片道£5で、所要は40~65分です。

ナショナルエクスプレス:http://www.nationalexpress.com/home.aspx

タクシー

イギリスのタクシーは世界一安全と言われていて、日本のタクシーに比べて車内も広く、目的地までゆったりと移動できます。イギリスのタクシードライバーは、厳しい試験にパスしないとなれない仕事なので、土地勘や地理には非常に詳しく、どんな場所へでも移動してくれます。市内までの相場は£50~55(チップは別に10~15%)で、所要約40分です。ミニキャブは何かとトラブルが多いといわれているため、営業許可制のブラックキャブの方が安心して利用できるでしょう。

ミニキャブ

ミニキャブはブラックキャブとは異なり料金は交渉制です。乗車前にトータルでいくらかかるのかを必ず確認しましょう!

スタンステッド空港から市内へのアクセス

スタンステッドエクスプレス(Stansted Express)

空港のターミナルの地下にスタンステッドエクスプレスの駅があるので、そこからロンドン中心部のLiverpool Street駅(リバプールストリート駅)まで移動できます。料金は片道£20(約2550円)、所要時間は約45分、運行時間は5:00~23:00です。往復チケットは料金が割引になります。

バス

ナショナル・エクスプレスの空港バスで、ヴィクトリアまで約1時間40分、昼間は約20分ごとに運行しています。途中、Golders GreenやFinchley Rd.地下鉄駅前、St. John's Wood、Baker St.、Marble Arch、Hyde Park Cornerなどを経由します。

ガトウィック空港から市内へのアクセス

ガトウィックエクスプレス(Gatwick Express)

ガトウィックエクスプレスで、Victoria駅まで直結で移動することができます。料金は、£15.95(約2030円)で所要時間は約30分です。日曜と深夜の時間帯は所要時間が約35分です。また往復チケットの購入は料金が割引になります。

ルートン空港から市内へのアクセス

鉄道

ルートン空港より、セント・パンクラス駅またはキングスクロス・テムズリン駅まで所要時間は約25分。セント・パンクラス駅またはキングスクロス駅まで片道1st Class£15~25,Standard Class £10~11.50 料金は乗車する時間や航空券の有無によって異なります。

・平日 7:00~22:00

バス

グリーン・ラインのバスで、ヴィクトリア駅外の専用停車場まで約1時間40分です。マーブル・アーチなど市内数カ所を経由します。平日は24時間運行していて、料金は航空券がある場合片道£10です。

ロンドンの市内交通・交通事情

Oysterカード

Oysterカードとは、日本でいう「Suica」「PASMO」「ICOCA」などのような、チャージして使うカード式の電子マネーシステムです。使用エリアはロンドンのみで、バス、地下鉄、トラムでの利用が可能です。駅の発券窓口またはOyster自動販売機で購入できます。購入時に3ポンドのデポジット(返却時に返してもらえる)が必要になります。

バス

お馴染みの赤い2階建てバス「ダブルデッカー」では、ロンドンの街並みを楽しみながら移動することができます。車内アナウンスがないので、乗り過ごさないように気をつけましょう!

8 大英博物館、ソーホー付近、オックスフォード・ストリート付近
9,10 ハイド・パーク、ナイツブリッジ付近、ハロッズ、ロイヤル・アルバート・ホール、ヴィクトリア&アルバート博物館、自然史博物館、科学博物館
23,159,453 リージェント・ストリート、ピカデリー・サーカス、トラファルガー・スクエア、ナショナル・ギャラリー、パーラメント・スクエア、ビッグ・ベン(23以外)
11,15 トラファルガー・スクエア、コヴェント・ガーデン、サマセット・ハウス、セント・ポール

ロンドンのバス料金

○片道(Single Tickets):Oyster使用料金:1ポンド/券売機購入:2ポンド
○1日券(One Day Tickets):券売機購入:3.5ポンド
○1周間券(7Days Tickets):券売機購入14ポンド

バスの種類

○新型ダブルデッカー
新型ダブルデッカーは、旧型(フロントが突出した車両)に代わり街を走る2階建てバスです。乗車口は運転手がいる前方です。下車は中央のドアからです。
○レッドアロー
レッドアローは、1階建てのバスで、郊外へ行く路線が多いです。前方のドアから乗車し、降車は中央のドアからです。
○ナイトバス
ナイトバスは、深夜0時から6時頃まで30分~1時間間隔で運行しています。ほとんどのルートが市内中心部の観光スポットを経由しているので、深夜にホテルに戻るときなどに便利でしょう。料金は昼間と同じで、オイスターカードやトラベルカードなども利用できます。
○市内観光バス
市内観光バスは、毎日市内の観光名所を回る2階建てのバスです。1日£25前後(ハイシーズン)で乗車できます。所要約2時間で、約15分おきに出発、日本語イヤホン付きです!

クルーズ

フェリー会社が運航するクルーズの多くは、チャリング・クロス駅そばのエンバンクメント・ピアやウェストミンスター駅そばのウェストミンスター・ピアが起点です。目的地への移動手段として使えるだけでなく、ロンドンの名だたる観光名所を船上からゆっくりと眺めることができます。ランチ・クルーズやディナー・クルーズなどもあり、食事付きのものは予約が必要です。

○シティ・クルーズ
シティ・クルーズは、ウェストミンスター・ピアから出航します。テムズ川を東に下り、ロンドン塔、タワー・ブリッジなど多くの観光スポットを通過しながら、グリニッジに到着する約1時間のクルーズです。大人片道£7.50です。
http://www.citycruises.com/

○リージェンツ・カナル・ウォターバス
リージェンツ・カナル・ウォターバスは、リトル・ヴェニスとカムデン間の運河を巡るクルーズで、片道約50分、料金は大人片道£6.50~です。
http://www.londonwaterbus.com/

○テムズ・リバー・ボーツ
テムズ・リバー・ボーツは、ウェストミンスターからハンプトン・コート宮殿まで、片道約3時間半をかけてテムズ川を西に上っていくクルーズです。大人片道£13.50です。
http://www.wpsa.co.uk/

タクシー

ロンドンのタクシーは、黒くて可愛らしい丸みがある車体の"ブラックキャブ"が一般的で、5人まで乗り込むことができます。初乗りは£2.20(約280円)※240m~360mで、加算料金は£0.20(約25円)※110m~160m です。イギリスのタクシーには10~15%のチップが必要です。

地下鉄

ロンドンの地下鉄は、世界で1番最初に作られ、"Tube(チューブ)"と呼ばれています。 主にロンドンの市内を走っており、地下鉄とバスをうまく利用すれば、ロンドンのほとんどの観光地を巡ることができます!地下鉄の全ての駅構内は禁煙です。

      

○切符

      

ロンドンの地下鉄の運賃は、一回券とプリペイド式のオイスターカードでの料金が全く異なります。オイスターカードは旅行者も作ることができ、デポジット(£5)がかかりますがカードを返却すればその場で現金を返しえもらえるので、ロンドンに着いたらすぐにオイスターカードを作るのがおすすめです。

★クリスマスと年末年始の交通機関に注意

クリスマスから年末年始は、バス、地下鉄、鉄道の運行が不規則になるので気を付けましょう。特に12月25日のバスは観光物件が多いルートと空港を通るルートの一部以外は運休など、全面ストップに近い日もあります。

ロンドンのレンタカー

イギリスの交通は、日本と同様に左側通行で、追い越し車線も右側なので、比較的容易に運転することができます。滞在日から12ヶ月間は、日本の免許証で運転できますが、レンタカーを借りるときには、翻訳証明書の提示を求められることがありますので、予め用意しておきましょう。

・Avis(エイヴィス)

電話番号:0120-311-911
営業時間:平日9:00~18:00

・Hertz(ハーツ)

電話番号:0120-489-882
営業時間:平日9:00~18:00

・Traveljigsaw

電話番号:03-4578-0483(一般)/0120-981-298(携帯電話)
受付時間:平日 8:00~23:00

ロンドンの地下鉄事情

時間に余裕を持つ

地下鉄なら時間の計算ができて、バスよりも安心と思いがちですがロンドンの地下鉄はよく止まります。駅員のスト、地下鉄構内のエスカレーターが動かなくなったなど、日本では考えられないくらい簡単にストップしてしまいます。空港へ向かう際は時間に余裕をもちましょう。

地下鉄駅にトイレがあるかは限らない

日本では駅にトイレがあるのはあたりまえですが、ロンドンに来てみれば駅に行けばトイレがあるというのはどんなに有難いことなのか…身にしみて分かるはずです。ロンドンにある約300地下鉄駅のうち、トイレがあるのは10%にも満たないと言われています。郊外に行くほどトイレの確立は高くなり、逆に中心部に行くほどトイレは少なくなります。

ロンドンのパス&カード

オイスターカード(Oystercard)

オイスターカードは、購入時に指定したトラベルカードなどがチャージされる仕組みになっているプリペイドカードです。7 Days以上のトラベルカードと長期バスパスの購入に必要です。使い方はとても簡単で、自動改札上部に付いている、黄色い読み取り機にかざすだけで改札を通過できます。カードは駅の窓口で購入できます。カードを作る時に、バスパスのみ£3のデポジットが必要になりますが、カードが不要になったら返金してくれます。

オイスター・プリペイ(Oyster Prepay)

オイスター・プリペイはオイスターカードとほぼ同じですが、JR東日本のSuicaと同じような仕組みになっており、£5単位の金額(最高£90)をカードにチャージすることができます。地下鉄やドックランズ・ライト・レイルウェイ(DLR)、トラムやバスの片道料金の支払いに使用できます。また、一部の鉄道在来線でも使用することができます。料金は現金での支払いやデイ・トラベルカードよりもお得です。購入の仕方や使用方法はオイスターカードと同じです。9:30よりオンピーク時に乗車を開始するとオフピーク時より高くなりますが、それでも現金やオフピークのデイ・トラベルカードよりもお得です。

デイ・トラベルカード(Day Travelcard)

こちらはTravelcardの1日と3日版の2つがあり、旅行者にとっては買って損のないカードです。9:30から使用可能なオフピーク券Off-Peakがお得で、フォトカード不要で、ロンドン市内の降雨通機関に乗り放題です。保護者に伴われた10歳以下の子供は無料です。11歳以上は基本的にトラベルカード持参の大人と一緒なら1日ひとり£1~です。

Travelcard season ticket (7days)

Travelcard season ticketは通勤者も使う定期券のようなもので、そのZone内のバスと地下鉄に乗り放題です。区分はZone 1,2からAll zonesまで色々選べ、トラベルカードには1週間のほかに1か月から1年までさまざまな期間のものがあります。子ども用や1カ月以上のカードを作るにはフォトカードが必要です。