ダッカの空港アクセス
ハズラット・シャージャラル国際空港について
ハズラット・シャージャラル国際空港: ハズラット・シャージャラル国際空港は、バングラデシュの第2代大統領ジアの名を冠して1981年に開口し、2010年に現在の名称に変更されました。空港正面に向かって1番左にあるのが小さな国内線専用ターミナルで、出発も到着も同じ1階になります。隣接した大きな建物が国際線ターミナルで出発ロビーは2階、到着ロビーは1階にあります。
ハズラット・シャージャラル国際空港から市内へのアクセス
■タクシー
空港ターミナル出口脇にタクシーカウンターがあります。そこで申し込むとグルシャン周辺へは700~800Tk程度で、料金は前払いになります。ターミナルを出て空港敷地外に停まっているタクシーと交渉すれば、グルシャン付近までなら500Tk、CNGなら300~400Tk程度と、カウンターで申し込むよりもお得になります。所要時間は渋滞次第で、グルシャンまでなら30分~1時間、モティジール周辺だと1時間以内です。
■空港バス
空港の外のエアポート通りAirport Rd.へ出れば市内へのバスがあります。
市内から空港へのアクセス
■タクシー
グルシャンからはCNGで200~300Tk、タクシーだと300~400Tkで所要時間は30分~1時間です。早朝や夜の場合は流しのタクシーやCNGがほとんどないので、泊まっているホテルで呼んでもらいましょう。
■空港バス
グリスタン交差点付近から空港へ行くバスがありますが、時間帯によっては2時間ほどかかることもあるので、時間に余裕をもって乗車しましょう。運賃は30Tk前後です。
■ホテルの送迎サービス
ホテルの送迎が便利で安心です。中級以上のホテルなら、たいてい送迎サービスがあります。
料金は1000Tk程度で、行きか帰りかどちらか無料というところもあるので、予約の際に確認してみましょう。
ダッカの市内交通
ダッカ市内で利用されている交通期間は料金交渉制の乗り物がほとんどです。
■タクシー
タクシーは普通乗用車を利用したものと、スズキがインドで生産しているマルチなどの小型自動車を利用した2つのものがあります。普通乗用車の方がエアコンも付いていて、車体の状態もいいのですが、その分料金も高いです。料金はメーター制ですが、メーターで走ってくれるタクシーはほとんどありません。たいてい料金を交渉することになります。料金の目安はグルシャン~モティジールで300Tkです。
■CNG
ダッカでは圧縮天然ガスを使うCNGが走っています。3輪の 緑色の車体が目印で、手軽に利用できるので地元の人たちにも人気があります。流しのCNGを捕まえるのに20~30分もかかることもあるので、そういう場合はCNGが客待ちをしていそうな大きな交差点や繁華街までリキシャで行くなどして、そこで探すしか方法はありません。初乗りは25Tkですが、料金は交渉制になります。外国人は地元価格の2倍程度から交渉がスタートします。そして最低50Tk、1000Tk払わないと行ってくれないことも多いです。 渋滞で時間がかかる時などはそれ以上要求することがあります。
■リキシャ
リキシャは2km以内の短距離移動に大変便利です。グルシャン1~2までや、モティジールからグリスタンまでの地元料金は15Tkほどですが、外国人は倍額ほど要求されることがほとんどです。料金の目安は1km少しなら20Tk、2kmあるいは大きな通りを越えていたら25~35Tkです。2~3Kmを超えると、CNGの方が断然早く値段も変わらなくなります。
■ミシュック
ミシュックはCNGを小型にしたような車体の三輪車です。料金はCNGより安く、メーターなどはなく交渉制です。
■オートリキシャ
オートリキシャはミシュックと同じ形で、バッテリー駆動で走る三輪車です。まだ導入が始まったばかりで、決められた区間を相乗りで走っています。料金はCNGと同額か少し安い程度でスピードはCNGの半分、リキシャの2倍程度しか出ないので遅いです。
■路線バス
バングラデシュの路線バスは、わかりにくく利用しにくいです。乗車して中で料金を支払うバスと、事前にチケット購入して乗るタイプがあります。中で料金を払うタイプのバスは小さめな車体が多いです。チケット制のバスは会社が複数あり、チケットを買ったらその会社のバスにしか乗れません。
女性専用席が設けられているバスもあるので、女性ひとりならこれを利用したほうがいいでしょう。運賃は距離に応じて変わり、だいたい15~40Tk程度です。路線によっては、インド製の2階建てのバスも走っています。